今年ももうすぐ「アイランダー」だ。サンシャインに行かねば
毎年、池袋サンシャインのイベント催事場で開かれているアイランダーフェスティバル。
今年は11月26日(土)と27日(日)だ。
毎年、同じ日程で1フロア上では「全国物産展」がやってて、こちらは美味やスイーツがてんこ盛りなので大盛況だ。
しかしアイランダーは、「離島の展示会」であって、美味ばかりとは言い難く、観光客誘致も主眼。あるいは移住の相談とかになると、実際の移住者の体験談など聞けてかなりシリアス。
もちろん美味も売ってるんだけど、だいたい地酒か、海産物で、どこも変わり映えがしない。海産物はどこもイワシかトビウオが多い。日本近海に普遍的にいるんだなあ、ということがわかるが、どこで取れても味は同じなので「この島の名産」という感じがしないんだよなあ。
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アイランダーは離島=限界集落の必死の村おこしなのだ。
もう10年以上フェス見に行ってるけど、出展島の顔ぶれが変わっていくんだよね。竹富町は出ているけど石垣島はいないとか。宮古島も5年くらい前に離脱。つまり、メジャーになった島は広報しなくていいから、来なくなるんだよね。
となると、ここに出続けている島は、メジャーになりきれない島ばかり、ということになる。必死さが滲み出てくる。
これは大盛況のメジャーイベント「全国物産展」でも同じことが言えて、たとえば昨年の京都府は食べ物の出展がなく、刃物・陶磁器・宝飾が来てた。京都のお土産屋さんはこんな展示会で広報しなくてもいいから来ないんだろーなー。毎年、熊本の「山うにとうふ(チーズのような豆腐の味噌漬け)」を買ってたのだけど、去年は来てなかった。メジャーになったのかしら。
自治体や商工会議所で出展者の調整するんだろうけど、正直、「今年はこんなんだけ?」っていうことがある。
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寒い地方の島は広報に必死だ。南の島はのんびりゆったり、のイメージで攻めてくるが、北の島は魚が美味いとはいえ、観光シーズンは南よりぐっと短く、進んで移住しようという人も少ない。
僕の故郷、瀬戸内海からもけっこう来てる。家島、犬島、佐木島、阿多田島、江田島(離島じゃないだろ!と思ったが)、大崎上島、大津島、周防大島、祝島、そして笠岡諸島。
そう、白石島や北木島からも来てる。近くても離島なんだよなーと。
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以下、オマケ。
以前、春休みに沖縄本島に遊びに行ったら、帰りの便で巨漢が乗ってきて、前席に坐ったら、何もしてないのに座席がリクライニングした。
迷惑なデブだな、と思って見たら目が合った。松村邦洋だった(野球のキャンプを見に来てたそうだ)。
羽田まで座席はリクライニング?したままだった。
飛行機の旅というのは拘束度が高いというか、列車などと全然違うよな、と思う。
「スネーク・フライト」という映画を見たときは、蛇がいっぱいの便より、サミュエル・L・ジャクソンと一緒の便ってのが嫌だ、と思った。