新々リストラなう日記 たぬきち最後の日々

初めてお読みの方は、<a href="http://tanu-ki.hatenablog.com/entry/20100329/1269871659">リストラなう・その1</a>からご覧になるとよいかも。

Mac整備済品をハンティングする

時々ここを見て「お、出物だな」とか楽しんでいる。

www.apple.com


今朝払暁、MacBookAir2018に16GB/512GBというのがあった。定価で買うより3万安い17万。
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今、予備機としてMacBookAir2013を使っている。8GB/512G/i7_1.7GHzでまだそこそこ使える。2015に買ったからまる4年経つ。去年までは主機として外部画面つないで使っていた。
しかし仮想マシンWindowsを動かし、WQHDの外部画面に出力すると、さすがに遅く感じる。なので主機に15インチMacBookを買って、Airは予備に回した。
ちなみにどれもAppleの整備済み製品で買っている。若干型落ちである。
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整備済みは訳あって返品されたものだから、まっさらではない。何らかのトラブルを抱えていることも多い。

2013AirはWi-Fiが切れるというトラブルがあり、渋谷のAppleStoreでOSダウングレードとかいろいろやった。でもまあ結局、OSがYosemiteからエルカピタンになって解決した。もともとYosemiteが持っていた固有の不具合だったようだ。あれはよくない版だった。
今の15インチに機能的な不具合はないが、ゴム足が水平ではなく少しがたつく、という欠点がある。こりゃたしかに返品したくなるわな。僕はティッシュを1枚敷いてがたつきを止めて使っている。そもそも普段は外付けキーボードなので気にならない。

整備済み品はけっして、単に安くてお得なわけではない。それなりのリスクがある。
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外出先や旅行先で仕事するとき、2013Airはまだ使える。狭い内蔵画面であれば仮想マシンもさくさく動く。
ただ、画面が狭い。画素数というか解像度の話だ。1,440 x 900ピクセルだ。これ実は大昔の15インチと同じ画素で、狭い13インチにこれを強引に押し込めてて親切&お得、と言われた伝統の解像度なのだ。
だけど現代ではもう狭い。
2018Airは2,560 x 1,600だ。旧Airのちょうど倍、ではない、大昔の13インチ解像度1,280 x 800が基準になっている。
なんだ、たいして変わらないじゃん。べつに高解像度でなくてもいいよ。と思っていた。
実際に使ってみるまでは。
実は高解像度だとスケーリングが使えるのだ。2018Airの場合、1,680 x 1,050が使える。これが広くて、かつ見やすくて快適なのだ。
先だって外付け画面が映らなくなって(突如DisplayPortケーブルの不具合だった)、仕方なしに15インチの内蔵画面で仕事していたのだが、1,680 x 1,050ならあまり能率が落ちないのだ。これには驚いた。
仕事の能率は、機械の動作速度にも依存するが、どれくらい広い画面を使えるかによる。
これ使えば、旅先で仕事するのもすごい楽だよなー、新しいAirは100g軽くなってるし、筐体も少し小さいし(筐体が小さいと飛行機の機内で開く時のストレスが小さい)。
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しかし17万は安くない。税金入れると19万になるし。
少し逡巡するか。

と朝食を食べたあともう一度見てみると、もう売れていた。当たり前だよな、出物だから。
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整備済み品は、自分で仕様を決められないのだが、それだけに欲しい仕様のものが出てくると「これは俺が待ってたやつだ!」とすごく盛り上がる。普通に買うより楽しい。普通に新品買うよりリスクが高いとわかっていても、この狩猟的楽しさがあるので、整備品チェックがやめられない。
15インチを買った時は、16GB/1TB/i7_2.8GHz/GPU2GBで税込30万を切るという掘り出し物感に、ついボタンを推してしまった。
これは一種のゲームなのだ。
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今朝は、ケンした(見送った)。次に出たら、どうするか。買ってしまうかしれない。うーん。
(僕は、携帯電話やタブレットより、やっぱり古典的なコンピュータ端末が好きだ。もう30年もMacintoshが好きなのだ)