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新々リストラなう日記 たぬきち最後の日々

初めてお読みの方は、<a href="http://tanu-ki.hatenablog.com/entry/20100329/1269871659">リストラなう・その1</a>からご覧になるとよいかも。

少子化の原因は…回り回って…日本会議のせい!? 藤沢数希と菅野完が合体した(僕の中で)

 藤沢数希の「少子化の原因は、日本の結婚制度の欠陥にあり」をたまたま読んで感銘を受けた。

下記は、それを転載しているブログ。本来はフォーサイトの会員向け記事なので無料で全部は読めない。

blog.goo.ne.jp

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藤沢は、「日本の少子化問題は、結婚という金融商品の欠陥が大きく関係している」と云う。
そして、「金融商品に例えるならば、女性には、金持ち男性と結婚して子供を作る、という非常にめぐまれた選択と、誰とも結婚せずに生涯子供を産まない、という選択のふたつしかなく、その中間の選択肢がほとんどない」と結論する。

 フォーサイト連載「結婚と離婚の経済学」は大変面白そうなのだが、フォーサイトだから無料では読めない。以下に目次が上がっていた。面白そうだ。一番最後のエピソードは全文読めるようだ。

www.fsight.jp

 フォーサイト連載は今月新書になるらしい。 

損する結婚 儲かる離婚 (新潮新書)

損する結婚 儲かる離婚 (新潮新書)

 

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身も蓋もない話だが、真実だと思う。
この選択肢を狭めているのは、「子供は夫婦で作るもの」「家庭があるのが一番」「夫が養い、妻が家庭を守る」といった数々の先入見だと思う。ミソジニーもその一つかも。
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僕は藤沢数希が嫌いなのだけど、彼の理屈はどうにも否定できなくて困る。また、すべてを金融商品に喩える彼の書き方は、カネという比喩で何もかもいったん価値を平板にして比較するので、実は先入見を排除できてフェアだ、ということに気づいた。
本当に愛があれば、既婚者だろうが貧乏男だろうが迫って子供を作ってしまえばいいのだ、事実先進国で女性が稼げる国では婚外子がどんどん増える、という。日本では女性の所得が上がっている(相対的なものにしても)のに、婚外子は増えない。
これはつまり、子供を作るということを家庭や結婚とセットにしてしまう理想像・道徳律が悪い、ということだ。
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つまり、日本会議のような、夫婦別姓や庶子の権利に反対し、〝伝統価値〟を喧伝するやつが悪いのだ。

ほんとはオルタナ伝統のくせに。ウソツキ神道なんて滅んでしまえ。いや、心配しなくてもあなた方が意図せず推進している少子化で滅びるわ。

ということで、ここでやはり僕が嫌いな菅野完の主張に接続されてしまう。困るなあ。