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新々リストラなう日記 たぬきち最後の日々

初めてお読みの方は、<a href="http://tanu-ki.hatenablog.com/entry/20100329/1269871659">リストラなう・その1</a>からご覧になるとよいかも。

ゲゲゲ一周忌でしたね。ついでにいろんな方を追悼

昨日11月30日は水木しげる先生の一周忌であった。
僕は「妖怪忌」と呼んでいる。おばけは死なない、はずであったが。
本年1月末日に青山斎場で行われた水木先生お別れの会には、僕も歩いて行った。
会葬者?には先生の言葉が書かれた葉書をお土産にくださった。


あんまり恰好良すぎて、少し据わりが悪いような気がするのであった。
   *  *  *
11月28日は菅原文太の命日、今年は三回忌である。
僕は「仁義な忌」と呼んでいる。
亡くなる11月のアタマに、翁長雄志現沖縄県知事の選挙応援に入っている。その有名な動画がある(翁長氏本人のアカウントで公開されている)。

恰好良い。しかし、よくよく聞くと、言ってる事はメタメタである。
菅原文太は、ずっとリベラルな候補者を応援してきた。
僕が最初に知ったのは、中村敦夫サラリーマン新党)の応援だ。既存左翼とはちょっと違う人なので、「菅原文太らしいな」と感じた。
けど、現代に近づくにつれ、めちゃくちゃな政治情勢を反映してか、菅原文太の応援相手もめちゃくちゃになる。
ホリエモン亀井静香では亀井を応援。これは亀井がかつての典型的自民代議士からゲバラ主義者に変貌した後だから、まあ納得できる。反逆者が好きなんだよねきっと。
しかし2012衆院選での松本龍はどうか。解放同盟からの候補者だから応援したのかな? それはそれでいいんだけど、もっと候補者の人間を見てよ、と思う。2011の暴言騒動の後よ? いや、だからなのか。よくわからないけど、福岡在住で世話になったのかしら。頼まれたら厭とは言わないのか。
2014都知事選では細川護煕宇都宮健児じゃないんだ……共産党とは反りが合わないのかな。それもまあポリシーだけど、殿はないだろ、と思わないか。
2014沖縄県知事選では翁長。僕は翁長は非常な食わせ者ではないかと警戒感を持って見ている。ある意味、カーツ大佐(地獄の黙示録)のような人ではないかと。カーツ大佐のモデルはマッカーサーである(副島隆彦説)。それだけ実力はある政治家なのだが、マッカーサーと違ってカーツ大佐は狂っているのだ。翁長氏は狂っているわけではないが、言ってることと目指している処が違うのではないかという疑いを持って僕は見ている。
菅原のスタンスに一番近いのは実は喜納昌吉じゃないかと思うが、どうだったのだろうか。喜納昌吉は地元では大変評判が悪い。最悪である。それを本人も知ってて選挙に出るんだから凄いんだけど。彼の公約は、実は他の候補者よりもずっと筋が通っていた(篠原章氏の指摘を参照)。論理的一貫性があるということ。実は沖縄の反基地運動と振興・開発・独立論はなかなか論理的整合性が取れないものが多いのだ。翁長現県知事のやってる事も、実は非常に論理的でない。まあ運動というのは論理だけではないけれど…。
でもまあ、相手がメタクタでも仁義を忘れずきちんきちんと応援してきた菅原文太は、その当たり役・広能昌三らしさたっぷりだ。広能=美能幸三は、仁義も何もない組織と抗争のなかで、ひとり一所懸命仁義を通そうとして孤立し、裏切り者と呼ばれることになったのである。仁義を通すとメタクタにされてしまう、ということである。
だから、恰好良すぎて恰好悪い菅原文太は、実は恰好良い。
   *  *  *
その間の11月29日はジョージ・ハリスンの命日である。2001没。58歳。若い。
オール・シングス・マスト・パス、ということである。