新々リストラなう日記 たぬきち最後の日々

初めてお読みの方は、<a href="http://tanu-ki.hatenablog.com/entry/20100329/1269871659">リストラなう・その1</a>からご覧になるとよいかも。

俺も叫ぶぞ! MacBook Air 11インチ欲しい!

MacBook Air 11インチ欲しい!
 愛読してるブログのエントリが表題のよーなことをタイトルでも本文でも叫んでいたので「気でもおかしくなったか?」と思ったがそうではなく、はてながやってる懸賞なのだと知った。こう書いたエントリを挙げるだけで応募したことになるんだそうな。
 ちょうど僕もいま新しいパソコンが欲しくて調べてるとこだった。
(以下、最初に挙げたエントリを少し書き直しました。寝床に入ってiPhoneで書き散らしたエントリだったので。すみません。at 20:08)


 僕が欲しいのは、なるべく大きな画面で速いCPUを積み、Microsoftオフィスが入ったWin機。大きな大きな画面でエディタを使いたいな、と思ったからだ。国産だとVAIO-Fかなぁ、他に該当するノート機はあんまりないなぁ、などと思ってた。それが何の因果かMacBook Air 11インチ欲しい!などと書く羽目になり。
 いやもちろんMacBook Air 11インチ欲しい!は良い機械だと知ってますよ。欲しくないわけじゃないですよ。そもそも僕はMac大好きだし。
 その昔、まだジョブズAppleに復帰してない頃、PowerBookを165、Duo280c、Duo2300cと乗り継いできた。なかでも280cは良い機械だった。トラックボールが使いよくて、ちょっと遅いMPUも似合ってた。PowerPCに換装した2300cよりもバランスが良かった。MacBook Air 11インチはこの機械に似てる、と個人的に思ってます。
 一番大きな買い物は98年のPoweBook G3 Wallstreetだ。ジョブズ復帰後のもっとも美しいラップトップ。これたしか50万くらいしたぞ。PBG3は本当に良い機械だったので直後にもう1台買ったなあ。これでクォークExpress使っていっぱい本作ったなぁ。この機械はほんと美しくて速かった。中もいじり放題で、MPUアクセラレータも載せたしHDDも何度か換装した。大きく重かったがAppleの傑作機の一つだと思う。
 でもハイエンドの高級機買ったのはこれくらいで、後はもっぱらiBookを乗り継いで、今はMacBookだ。そもそも最初に買ったのが89年のMacintoshSEで、次がColorClassicII(Performa275)と、小さいMacが好きなのだ。元祖のMacintoshも小さな機械として生まれたわけだし。その伝ではMacBook Air 11インチは初代Macintoshの理念を引き継いでる良い機械だと思う。小さくて気にならず、個人の力をちょっと増幅してくれる、自転車のようなコンピュータ。


 以前は毎年のように新しいMacを買ってたのに、ここ4年ばかり買ってない。昔に比べるとものすごく安くなったし、安心して買える熟成した機械になったと思うけど、そんなにしゃかりきに追いかける気がしなくなったのだ。老いたな俺。それと今はコンピュータより電話のほうが面白いしね。
 でもはてなの懸賞のおかげで突然物欲が湧いてきたよ。Win機はまたそれはそれで欲しいんだけど。そーゆーわけで僕も叫びます。MacBook Air 11インチ欲しい!


[追記]PowerBook165のこと
 これ書いててwebをちょっと調べたんだが、PowerBook165は日本未発売、となっている。だが僕は買って使ってた。たしか秋葉原路面店で路上に箱を積んで投げ売りしていた品だった。ものすごく安かった(それでも20万円近くしたと思うが)。
 横長のモノクロ液晶で、それはつまり縦が狭いのだ。640×400くらいじゃなかったか? 変な話だけどこれが原稿整理とかに使うと非常に具合が良い機械で、システムソフトエディタを買って使ってた。軽くもないし奇妙なエディタだったけど、書籍の原稿など長い日本語テキストをいじるのには向いていた。
 おそらく93年の秋に購入し、95年春くらいに人に譲ったと思う。その間一度会社から救急車で搬送されそのまま入院するということがあったが、同僚に頼んで家から165を持ってきてもらい、病院の公衆電話からNifty-Serveにアクセスするなんてことをしていた。不届きな患者であった。
 ジョブズ復帰前のApple社はちょっと会社が混乱してていろんな機種を乱発しており、僕らユーザもその全貌は覚えてないし、Wikipediaですら網羅できていない。165は日本に入って来なかったことになっているのだが、僕は確かに使っていた。思い違いじゃないと思うのだが、本当のとこはどうなんだろうか。