新々リストラなう日記 たぬきち最後の日々

初めてお読みの方は、<a href="http://tanu-ki.hatenablog.com/entry/20100329/1269871659">リストラなう・その1</a>からご覧になるとよいかも。

iPhoneのフリック入力が最高楽しいんだよ

iPhoneを買って6日目、いまが楽しい盛りなんだよ。ていうか僕は長らくtouchを使ってきたから、素晴らしく快適になった3GSのスピードが楽しくてしょうがない。なかでも楽しいのがフリック入力だ。タッチはとくにこの実行速度が遅かったからね。これだけサクサク動くと全く別物に感じる。タッチでは「とても使い物にならない」と思ってたけど、どうしてどうして、使えますよ。
専用のタイピング練習ソフトがあるらしいけど、普通に文章を打ってるだけでなんかゲーム性があってのめり込む。もちろん、のめり込んで書いた文が良いかというとそんなことはないのだが。
僕はドコモのガラパゴス携帯も併用してるので、使うたびに両者の設計思想の違いを感じて頭がクラクラしたりする。それはたいがいドコモの端末に対してだ。
例えば、iPhoneでは確定を押さなければ戻って濁点や半濁点を加えることができる。でもPRADAフォンは半ば確定してカーソルを次に進めないといけないから、ミスタッチの修正が一手間多い。フリックは逆トグルを使うことも少ないので手間が少ない、一文字平均1タッチかせいぜい2タッチくらいか。「られる」といった同じ子音が続く場合、従来の入力は必ず矢印でカーソルを送ってやらねばならないが、フリックは3文字を3タッチで打てる。素晴らしい。
「ただ」などあ行の同じ音が続く場合と、「づ」が苦手なのだが、これは他の音の入力が激しく易しいから際立って難しく感じるだけだ。その証拠に、iPhoneからガラパゴス携帯に持ち替えて入力してみると、おそろしく打ちにくいことに気づく。とくにPRADAiPhoneと同じ全面タッチパネルなのでついフリックしたくなってしまう。そしてフリックできないことに気づいてさらにイライラするのである。似ているようで全然似てない!

布団の中で寝転がってiPhoneをいじるのは、行儀悪いけどものすごく快適で楽しい。フリック入力してると、昔テトリスに熱中してた頃を思い出す。寝転がって、っていうのも重要なんだよね。それはつまり、ユビキタスってことなのだ。

google earthをインストールして遊んでて気づいたのだけど、これがあれば入院してる人とかとても気が紛れるはずだよね。寝たまま世界のあちこちを覗き見できるなんて、20年前に想像できたかい? 空飛ぶ絨毯を手に入れたんだよ僕たちは。

何度でも言うけど、寝っ転がってできるiPhoneは最高のユビキタスコンピュータだ。ネットブックなんてメじゃない。はじめはキーボードを持たないことを不自由だと思ってたけど、ポメラみたいなキーボードが欲しいと思ったけど、慣れてみるとキーボードから解放されたコンピューティングがこんなに楽しいなんて思いもしなかった。

今夜から、ブログの更新もiPhoneからやるんだよ。はてなは専用の更新アプリがあったので。
「便利」って言葉だけじゃ表現しきれない体験がある。iPhoneはすごい。みんなiPhoneを体験すべきだ。僕は今、1987年頃に初めてMacintoshを触ったときのように感動している。Macは世界を変えた。あるていど。まだ変えてない所がだいぶ残っている。iPhoneはもっともっと世界を変えるだろう。もしかして途中からアンドロイドが取ってかわるかもしれないけど、それはそれで期待したい。なにしろ、iPhoneの革新性はすごいんだから、それを超えるならWelcomeだ。がんばってくれGoogleも!

って、今気づいたけど、アルファベット圏の人はこのフリックの面白さ素晴らしさを体験できないんだね。普通の、古臭いインターフェイスQWERTYキーボードを使い続けなきゃならないなんて、かわいそうだねー!!