新々リストラなう日記 たぬきち最後の日々

初めてお読みの方は、<a href="http://tanu-ki.hatenablog.com/entry/20100329/1269871659">リストラなう・その1</a>からご覧になるとよいかも。

その後のMBT

 通販の靴が届くのを待っているのだが、それはつまりMBTを海外から買ったのだが、まだ届かないので最初に目白で買ったやつをずっと履いている。あんまり頻繁に履くと靴に悪いのだが。 MBTは高価な分、仕立てが良くて品質も良いのだが、機能を優先してて耐久性は後回しっぽい。アウトソールなんかとても薄い。この繊細な歩き味をみよ!てとこか。頻繁に履いてると激しく減りそうなんだよ。
 というのも、かなり慣れたつもりでもMBTを履いて歩くとやっぱりふらつくのだ。そういう設計の靴だからだが、足下がおぼつかなくなるわけだ。そしてきれいに着地できずにズザッと底を地面に擦ったりする。これやばそう。
 相変わらず履いてると疲れる。今日も職場で履いてたのだが、別に外出はないからいいやと思っていたのだが、午後3時には疲労が蓄積して、低血糖みたいに気持ち悪くなった。足の裏はホカホカ熱くなるし、背中とか汗を掻く。腰痛に効いてほしいと思っているのだが、まだ履きこなしてないからだろーか腰の辺りに緊張感がずっとある。ので、腰痛部分も緊張していてピキッと言いそうだ。まだ言ってないからいいけど。
 疲れる靴だけど、不思議と不快ではない。自然に背筋を伸ばして歩けるし、爪先を逆ハの字に開くことなく平行に前に出すことができるのもいい感じ。こころもち内股でちょこちょこ小股で歩くのがコツ、とは山歩きの先輩に習った「山で疲れない歩き方」だけど、MBTは自然とそうなる。
 高い靴だけど、MBTにはMBTでしかできない体験があるから、MBTは売れてるんだと思う。この変な感じ。最初に履いたときから違和感バリバリで、「これがわかるのは私くらいしかいないんじゃ?」と客に思わせる。または「これが自分には合わないなんて言いたくない」という心理が働くかも。だから対面販売しかしてないんだと思う。


 MBT履き始めて変わったことといえば、「夢見」が変わった。いっぱい履いた日はよく眠れている。けど、足や背中など疲れた部位を意識する夢?を見ることがある。いっぱい歩いてる夢を見たこともある。なんだろうね。
 ほぼ同時にMBTを履き始めた知人は「筋肉痛になんかならない。なんら変わらない」と言っている。個人差は大きいかも。ただ、彼のは「デュアルソール」を使った新しいモデルで、僕のより靴底が薄くて普通っぽい。そのせいもあるかも。

 ところで、大手メーカーもMBTのよーな靴を開発してきたようです。たとえばリーボック
 このイージートーンというモデルは、支点こそ違えど、機能はMBTとほぼ同じなんじゃ?
 残念ながら男性向けはまだないようだけど、Amazonでも売ってるのでアフィを貼っておこう。
  この型で男性向け、出ないかね。
 リーボックEASYTONEの一覧


 日本でもMBTは成功してるんだろう。看護師さんとか教師などの立ち仕事の人たちがMBTを履いてるってのはまだ目にしたことはないが(自分が病院や学校に行かないから当たり前か)、美容師さんのなかにけっこう愛用者がいるって聞いた。でもやはり価格がネックになってるだろうね。
 僕はだから、定価の安い米国のサイトから通販した。日本は革製の靴に高価な関税を課していることなんて知らずに。さー、今週届く靴にはいかほど課税されてるんでしょぅか? ちょっと楽しみです(フルに課税されても日本のショップで買うより安いんだけどね)。