新々リストラなう日記 たぬきち最後の日々

初めてお読みの方は、<a href="http://tanu-ki.hatenablog.com/entry/20100329/1269871659">リストラなう・その1</a>からご覧になるとよいかも。

無線LANのベースステーションが

 ある日起きたら無線LANベースステーションの緑色のランプが消えており、機械が亡くなっておられました。なので少しの間ネットができず、更新もさぼってしまいました。
 で、買ってきました新しいの。といっても前のと同じですが。
アップルコンピュータ AirMac Express ベースステーション with Air Tunes MB321J/A
 これ、設定が楽で、持ち運びもできて、スピーカをつなげばiTunesの音も飛ばせるというすぐれものです。しかし足かけ4年の継続使用でお亡くなりになりました。少し虚弱体質なのかな?

 ネットができない間、本を読んでいました。最近仕事仲間の間で流行っているのがこれ。

ジウ〈1〉―警視庁特殊犯捜査係 (中公文庫)

ジウ〈1〉―警視庁特殊犯捜査係 (中公文庫)

 堂場瞬一今野敏佐々木譲といったベテランによる警察小説が一世を風靡していますが、誉田哲也はまだ若くてそんなに著作もありません。しかし大器です。巻おくあたわざる面白さ。
ストロベリーナイト (光文社文庫)  ジウ〈2〉―警視庁特殊急襲部隊 (中公文庫)
ストロベリーナイト』は1冊で完結しています(続編が四六判で出ているようです)が、『ジウ』は1、2巻が現在刊行中で来月3巻(完結)が出るようです。
『ストロベリー』『ジウ』いずれもおんな警官が主人公なのですが、趣が違います。『ストロベリー』が一人のヒロインを中心に据えているのに対し、『ジウ』には二人のヒロインがおり、彼女たちを交互に描写して話が進みます。なんだか「24」とかの連続ドラマみたい。
 そして『ジウ』の悪役はなかなか凄いです。「ダークナイト」のジョーカーそっくりな“絶対悪”の化身が連続凶悪犯罪の中心にいる、しかし正体はよくわからない、という。「ダークナイト」好きならけっこうハマれるかも。あの映画ではジョーカーがイマイチな退場をしてしまい、その後ご存じのとおりヒース・レジャーが死んでしまったので続編も作られないはずです。消化不良のジョーカー愛を満たしてくれるのは『ジウ』にほかなりません。読んでみて。

 しかし、全3巻のうちまだ2巻しか読めないので、飢餓感はいやまします。困りますね。
 そんなわけで、今夜は趣向を変えて、こんなのを読んでます。

天誅と新選組―幕末バトル・ロワイヤル (新潮新書)

天誅と新選組―幕末バトル・ロワイヤル (新潮新書)