新々リストラなう日記 たぬきち最後の日々

初めてお読みの方は、<a href="http://tanu-ki.hatenablog.com/entry/20100329/1269871659">リストラなう・その1</a>からご覧になるとよいかも。

ダークツーリズム、記憶の風化に抗う旅と、被差別部落のフィールドワーク

前に、こういう本を読んだ。 僕はチェルノブイリには行きたくない(寒いの嫌い)けど、福島第一には行ってみたい。周辺の海で泳いでみたい。もしかして、漁業権が設定されていないのではないか、とすると、スピアフィッシングだってやり放題なのではないか?…

「反戦イデオロギーがないから良い映画」ということについて

「この世界の片隅に」についてもっと読みたくて、2ちゃんねるを漁っていたらこういうポストがあった。誰かのFacebookを引用したものらしい。 (FBより転載) 今回、『この世界の片隅に』をめぐっていちばん愕然とさせられたのは、この映画に「反戦じゃない…

ちょい古だけど重要作「裏切りのサーカス(ティンカー・テイラー・ソルジャー・スパイ)」について

『裏切りのサーカス』(原題: Tinker Tailor Soldier Spy)、2011の英国映画(ワーキングタイトル。仏独も製作に参加してるらしいが)。監督 トーマス・アルフレッドソン(「ぼくのエリ 200歳の少女」未見)、原作 ジョン・ル・カレ(「寒い国から帰ってきた…

「この世界の片隅に」は大傑作戦争映画だ。戦争映画マニア必見。

(画像は公式サイトのTwitter応援キャンペーンより借用)「この世界の片隅で」、平日昼間の二子玉川ライズで見たのだが、ものすごい作品で、打ちのめされてしまって、立ち上がるのが大変だった。 これ見てよかった〜〜〜!!! と思ったよ久しぶりに。 * *…

ヒマネタ妄想シリーズ。好きな人をクルマに喩えると

好きな異性(人によっては同性でもいいが)のタイプって、好きな車のタイプとどっか似てくるのではないでしょうか。なんてことを思い。今乗ってる車と、付き合ってる人が似たタイプになるというわけではないけれど。 (ベンツに乗ってるから付き合う彼女もベ…

今年ももうすぐ「アイランダー」だ。サンシャインに行かねば

毎年、池袋サンシャインのイベント催事場で開かれているアイランダーフェスティバル。 今年は11月26日(土)と27日(日)だ。アイランダー2016ホームページ毎年、同じ日程で1フロア上では「全国物産展」がやってて、こちらは美味やスイーツがてんこ盛り…

ヒマネタ。私の「映画女優ベスト100」

僕はもの知らずで教養課程をちゃんと踏んでいないので100人の女優を集める自身がまったくないのだが、どこまでできるか。 (このエントリは、以前、尊敬するブロガーteruさんが「私の映画ベスト100」などなどをやっておられたので、こっちは「映画女優ベスト…

最近のピーター・バラカンは同じ曲を何度も掛ける

土曜朝。先週の旅行から帰ってきたバラカンの番組を聴いているのだが、今日はスモーキー・ロビンソンの特集なのだそうだ。この分だとコーエンとかラッセルとかの追悼リクエストは掛からないな。NHK FM「ウィークエンド・サンシャイン」今月のプレイリスト *…

歯に衣着せぬ藻谷浩介『観光立国の正体』、面白かった

『デフレの正体 経済は「人口の波」で動く」の藻谷浩介の最新刊、面白かった。 ただし本書は藻谷がホスト、共著者がゲストの本で、ゲストはツェルマットで観光のカリスマと呼ばれたらしい山田桂一郎という人。 * * * 目次を列挙すると、1 観光立国のある…

スピルバーグの魔術に騙されてはいけない、とよくわかる「戦火の馬」

先日やっとDVDを見た。スピルバーグの泣かせる戦争映画。 鑑賞中ずっと違和感が付き纏ったのだが、ネットでいろいろ感想を読んでも解消されなかったところ、Amazonの★1つレビューを読んで納得。 このリンク先のレビューで「★1つ」には3つの投稿があるが、…

クソみたいな物語を面白く見せられる時代──感想『「おもしろい」映画と「つまらない」映画の見分け方』

部屋を整理してて出てきたので再読。キネ旬総研エンタメ叢書 「おもしろい」映画と「つまらない」映画の見分け方大変危険な本! 映画を「ストーリー(骨格)」と「テリング(盛り込まれたもの)」に分けて分析する、よくある本だけど、本書の危険さは他に類…

パリのテロから1年後、トランプ登場なんだね

「トランプの勝利で、アメリカのレイシストだけでなく、日本のレイシストも浮かれてる。言っとくけど、トランプ支持のアメリカの白人からすれば、日本人は有色人種。差別される側だよ。」 映画作家・想田和弘監督のFacebook投稿である。僕はもともとは想田の…

レオン・ラッセル、レナード・コーエンの後を追って(?)訃報

レオン・ラッセルも死んだそうな。11月13日(日)にナッシュビルで亡くなったと。享年74。若い!彼については音楽・恋愛・バイク・クルマ小説家の山川健一が短編を書いていた。 (以下大意)レオンが身体の自由が利かなくなった頃に来日して、九段会館でひと…

中島義道に怒られてみたかった

中島義道。大人気の哲学者である。彼の本を、時々僕も読んでいる。 これとか。 この人は、本当に言行一致の人らしい。電車の中で化粧している少女に向かって「車内での化粧はやめなさい!」と大声をかけ、少女を追い詰める。 やれやれである。 だがまあ、た…

ソー・ロング、L.コーエン。

レナード・コーエンが11月7日に亡くなっていた、とのこと。 もう年寄りだからいつかはこの日が来ると思っていたが、うーん、ついに来たか、と思う。 僕は19歳(あれ?20歳かな)で彼のレコードを聴いて魅了され、ずーっと聴いてきた。 1984。聴いたのは日本…

映画「リスボンに誘われて」と原作『リスボンへの夜行列車』

2012の映画「リスボンに誘われて」原作、やっと読了。 映画との相違点がものすごくある。そして、総じてそれは映画の方が納得できる出来。《ネタバレにつき注意》 話の発端、主人公ライムント・グレゴリウスはベルンの橋から飛び降りようとする女性を止める…

2014秋に見た映画のメモ。「超高速!参勤交代」「続300」「ロボコップ」「ゴジラ」

☆「超高速!参勤交代」 英語タイトルは「サムライハッスル」、これじゃなんだかわかんないね。 松竹作品で、東映東宝大映などの伝統とまったく関係ない感じのニューウェーブ民主的時代劇だが、案外と面白かった。 佐々木蔵之介の貧乏大名はなかなか頑張って…

大統領に知らせますか? 何を

「アゴラ」に八幡和郎が下記の記事を書いていた。トランプ躍進!正直が価値判断の中核になったうーむ。この八幡和郎という人は官僚OBでポジショントークも多い人だと思っているが。 官僚から物書き?になってからは『江戸三百藩 最後の藩主』(光文社新書)…

みんなファシズムが好きなんじゃん──映画「Xメン」「キャプテンアメリカ シヴィルウォー」他

このときの機内では、あまり面白い映画に当たらなかった。 カタール航空のエンタメシステムは一覧性も悪く、日本語のタイトルも少ない。仕方なく前にも見た「ライフオブパイ」を見た。まあ、面白い。英語だけで見るのも趣深い。終盤のパイの独白はまったく聴…

老いることができない世界──人生6掛け時代説、続々

三浦展の「人生6掛け時代説」のさらに続きである。 前回の「万物ラノベ化」はうまく話を転がせられなくて舌足らずになってしまった。反省。 若々しいコンテンツが主流になってしまって、老け込んだ、爺臭いコンテンツにアクセスしにくくなっているのではな…

限界が低いクルマを借りた

レンタカーで、ダイハツ・ハイジェットの1BOXを借りた。 レンタカーだから当然走行距離は多く、タイヤはツルツルに近く、サスやブッシュはへたっている。 また、普段乗り慣れないワンボなので、腰高というか重心が高い。いわゆるトップヘビーで、動くも…

「成熟した大人の市場」の消滅──人生6掛け時代説、続き

昨日の、三浦展「人生6掛け時代説」の続きなんだが。要するに、実年齢(肉体年齢)と自分の認識が乖離してしまって、みんなが若作りになってしまう社会のことだと思うんだが。もちろん僕も例外ではないので、偉そうなことは言えないのだが。 今年の邦画の興…

人生「6掛け」時代、だとしたら

「下流社会」の三浦展が、新刊を出したらしい。『毎日同じ服を着るのがおしゃれな時代』(光文社新書)とのこと。 そのプロモ記事が、こんなだった。これじゃ徴兵制なんてありえない?中学生男子2割が母親と入浴(以下、前記記事より引用)−−−−−−−−−−−−−−−−−…

映画の感想「レヴェナント」「グランドフィナーレ」「スポットライト世紀のスクープ」「コンテンダー」

以前に見た映画の感想文を載せておく。 有り体に云って、飛行機で映画を見て、iPhoneにメモしたものだが、最近はあまり劇場に出かけなくなったので僕が新作を見るのはこのくらいでしかない。「レヴェナント 蘇りし者」 18世紀(パーカッションライフルの時代…

エンジン、かかるかな?

何せ、三年とか四年ぶりにキーを刺したようなもんだから、ちゃんと動くかどうか。 ていうか、ここのパスワードも忘れてたしな。自動車なら三年ほっとくと、当たり前だがバッテリーが放電しちゃってて、セルモーターが回らない。 この数年で僕も実際に一回や…

理不尽な暴力に負けるな、ヒッキー

■最近、宇多田ヒカルのファンになった 4月にInterFM 76.1MHzで始まった「KUMA POWER HOUR with Utada Hikaru」を聴いてから、好きになった。彼女の歌はあまり聴いた事がないのだが(すまん)。 月に1回しか放送がないけど、素敵な番組だ。僕は最近の歌、踊…

幻想画家ベクシンスキーに夢中

今朝は、涼しいですな。 最近、この人の絵が好き。ポーランドの幻想画家、ズジスワフ・ベクシンスキー。(名前が覚えにくいよね…) 公式のバーチャル美術館がある(http://beksinski.dmochowskigallery.net/galeria_past.php?lang=e)。 このweb美術館は、ス…

土屋アンナ舞台中止騒動…の一件について、個人的まとめ

数日前から話題で、僕のようにテレビを見ない者にもSNSなどで聞こえてきたので、興味を持っていた。何しろ、ちょっと知ってる人物の名前が挙がったりしてるからナ。 ◆主要Actのまとめ 僕が最初に読んだのはコレ、著者(舞台では原案者?と呼ぶのか)のブログ…

手塚治虫『ブッダ』をYahoo!ブックストア無料で読んだ

←これは電子書籍ではありませんが あと4日で終わってしまう、Yahoo!ブックストア専用アプリでの手塚治虫「ブラックジャック」「火の鳥」「ブッダ」無料キャンペーン、今朝『ブッダ』を読了した。楽しかった!いろんなことが描いてあって非常に勉強になった…

ポール牧と牧伸二の区別がもともとついてなかった俺。

ポール牧(1941〜2005) 牧伸二(1934〜2013)それにしても、自殺は日本人の死因として普通にランク入りするようになる予感。オルタナティブの一つになったというか。デンマークは多いけど、スウェーデンは少ない、だったっけ? 理由忘れた。昨日は近藤誠の…